我が家の階段は、小さな踊り場のある、折り返し式階段です。
リビング階段のためついついものを置いてしまいがちになり、片付かない原因に。
通勤用のかばんやリュックの場所を定めるべく、手荷物を掛ける収納を作りました。
用意したもの / かかった費用

・LABRICO ナゲシレールブラケット 1個
・1×4木材 幅60㎝ 1本(塗装済みを購入)
パーツ、木材の材料費のみで約900円弱。
さらにダイソーで購入した1×4用のフックを3つ掛けて、合計約1,200円。
さほど高さ・スペースのない場所ですが、サブバック、ショルダーバッグ、リュックがかけられました。
≫作業にあたって、ピン刺しパーツ(なければ硬貨など)や電動ドライバー、水平器があると便利です。
位置決め~取り付け

①取り付けたい壁面の幅を測り、長さを決めた木材を用意
幅80㎝の石膏ボード壁に、幅60㎝の1×4木材を取り付けます。
②取り付け位置を決める
木材を壁に押し当てながらマスキングテープなどで印をつけます(無料のスマホアプリを利用し水平を確認)。
今回は鉛筆で壁に直接書き込み、設置後に取り外して消す方法をとりました。
③木材、壁にナゲシレールパーツを取り付ける
説明書に従い、木材にはねじ、石膏ボード壁にはピンでパーツを固定します。
④上からはめ込み完成
約30分ほどの作業時間でした。
注意点
≫ナゲシレールブラケットの耐荷重は10㎏(木材の重さ込み)までです。製品に付属の説明書に則り使用してください。
≫極力曲がり、反りの少ない木材を用意してください。状態が悪いとパーツ同士が嚙み合わずうまくはまりません。
木材の調達が不安な方や、見本通りに作成したい方はパーツ製品とセットになって販売されているものもありますので検討してみてはいかがでしょうか。
≫ピンはごく小さく、細いため落としたりすると意外と見つけるのに苦労します。安全のために予め本数を数えておき、散らばらないよう適当な容器の中に集めてから作業してください。
≫設置したい箇所にピンが奥まで刺さらなかった、ということを防ぐため、確証のない方は下地探し(1,000円前後で市販)の活用をおすすめします。
ネット購入の利点
ネット注文でも、塗装済みの木材を購入できます。
今回の木材とナゲシレールブラケットもネットで調達しました。
仕上がりサイズや塗装の有無を指定すれば、表面をサンディングして塗装したうえで送ってくれるのでとても便利です。自分では難しいミリ単位でのカットも依頼可能ですし、角を丸く仕上げたい、なども別料金を払えばきれいに仕上げてもらえます。
対してホームセンターでのカットはほとんどが有料で、状態のよい木材の選別も難しく、また必要な塗料の分量が分からず使いかけで余らせてしまうことがほとんどです。
すぐに取り掛かりたい、実物を手に取って自分で見て選びたい人には合っていますが、時間と手間、費用の面を鑑みても、自宅に届けてもらえるためDIY初心者には利点が大きい選択肢です。
まとめ
今回はラブリコのナゲシレールブラケットを使った手荷物掛けをご紹介しました。
壁にねじなど大きな穴を開けないので賃貸でも取り付け可能ですし、取り外した後のピンの穴も目立ちません。気になる場合は穴埋め材が安価で市販されているので、補修も簡単です。
難しいことはできないけど、まずは簡単なものからチャレンジしたいという方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。